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Dando un paseo a ...
美味しかったワインや印象に残った場所を綴ります
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2014 Champagne 紀行 no. 8 ~ Marguet à Ambonnay
Œuilly の Tarlant から拠点に戻って昼食をとり、午後に備える
この日の午後は Ambonnay へ2軒の訪問予定でした

先ずは、Barancourt 広場に面したところにあるこちらへ・・・

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Marguet
当主の Benoît氏は都合が悪い?とのことで、若いお兄さんが対応してくれました

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左手の入口から入ったところはバリックが並んでいます

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案内してくれたお兄さん

後ろにフードルが見えますね
2010年から使っているみたいです

所有する畑は、
Ambonnay 7ha
Bouzy 3ha
の合計 10ha

100% 馬(2頭)で耕している
2009年からビオディナミ、3ha から初めて、2011年からは 4ha
除草剤は使っていない
アロマセラピーは実施していて、ハーブ・エッセンシャルオイルは使う
畑の角に牛の糞を埋めるとのこと(銅の鍋で37℃に温めた牛の糞を使うらしい、そして撒くのは夜遅く)
ハーブは、いら草・タンポポ・コンスル・ルバーブ・オレンジ・オレガノ・オークの皮など

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ワイン移送用のツール?

この辺りで、当主 Benoît 氏が登場、説明を交代された
この Benoît 氏、独特の雰囲気で、話を聞いていると・・・ 何だか眠気が
でも、しっかり聞きましょう

醸造に関して・・・
MLF バリックでは 100%
重力降下でのみワインを動かし、ポンプは使わない
デブルバージュは 1日、昨年からはデブルバージュ後 "ディナミゼ"(刺激みたいなニュアンス)を与える
全部で 16パーセルあるが、パーセル毎に収穫する
新樽は使わない
ブルゴーニュのものは厚いので、ボルドーの樽を使う
訪問は6月中旬だったが、翌週に 2013年のワインをアサンブラージュ予定とのことであった

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奥の部屋

バリックの向こうに明るく光る・・・

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石?

この石に関連してか、SO2の話に
SO2 の使用量は減らしていて、その理由は化学的な精製品だから
ワイン、薬、文化・・・ 人が生きるために必要
そして、宇宙・自然と石を通してコミュニケートする
そこに、化学精製品である SO2 はそぐわないとのこと

ワインには静かな環境が必要、ワインも生きている
花が咲くとワインは花と通信している
優秀なエノログ程、ワイン造りを理解していると勘違いするものだ、と

水を "研究" していたという マサル・エモト氏の名前も挙げられていた

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INOX タンク

INOXタンクはレゼルブの保管とアサンブラージュに使用

先ほど見かけた 4000Lのフードルは、Les Saints Remy や Les Crayères といった大きいパーセルに使う

あとは・・・
Chouilly から5樽ほど、信頼できるヴィニュロンから購入している
プレソワールは Coquart 社の 1971年製の垂直式を使っていて、ゆっくりと 0.2 ~ 1.8bar の圧力でプレスする
剪定はシャブリ式
収穫は、果皮・種・果実を味見して時期を決める(待ちすぎると過熟になるので注意している)

強調されていたのは、
二番搾りは必ず使うのと、
MLF しない方が長持ちするのは間違いだと思う、とのことでした

レセプションに戻ります・・・

Marguet の歴史の話に

1870年、Marguet は Mesnil-sur-Oger や Trepail などに 100ha の畑を所有していた
曽曽祖父が最悪?だったそうで、フィロキセラが北上していたとき、台木を先行導入していた
ところが、法律的に認められていなかったということで、台木の引抜を命令してしまったらしい
結果は・・・ その後の歴史が示す通り・・・

結局、所有していた畑は Henriot に買われてしまったのだそう

その後、1905年に再開した

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土壌サンプル

それぞれのパーセルの土壌の垂直構成

試飲の時に、使っているハーブも見せてくれた

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タンポポ

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ローズマリー?

ようやく試飲です!

先ずは・・・

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Extra-Brut Rosé NV

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裏ラベル

Ch 58% PN 42%

2010年主体 87%
2004-2009年 13%

tirage : 2011.juillet
dégorge : 2013. novembre
dosage : 5.6 g/L

21,592 本生産

アサンブラージュのロゼ
精糖のエネルギーが小さいということで、sucre de cane を使用している
SO2 25 mg/L 以下

チャーミングな赤い果実の香り

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Réserve NV

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裏ラベル

PN 63% Ch 37%

2009年主体 70%
2004-2008年 30%

tirage : 2010.juillet
dégorge : 2013. septembre
dosage : 4 g/L

17,700 本生産

Benoît 氏の家系の話になったが、父方が Silery, Verzenay, Mailly の方の畑を所有、母方が Ambonnay, Bouzy の畑を所有していたとのこと

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Amboniacus 2008

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裏ラベル

PN 62% Ch 38%

tirage : 2009.juillet
dégorge : 2013. septembre
dosage : 4 g/L

8,717 本生産

"Ambonniacus" はローマ時代4世紀の将軍の名前、村の名称の由来と言われる人物
ぶどうを初めて植えたという伝説がある

チョーク質の土壌からくるミネラル

Benoît 氏がおもむろに渡してくれたのは・・・

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酒石

齧ってみましたが、無味です ^^;

最後に・・・

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Sapience 2006

140619Marguet_19-1.jpg
裏ラベル

大して情報がありませんね・・・  ^^;

3,000本の生産

2006年当時はビオのイメージが無い時期であったが方向性を見ていたとのこと

ご存知の通り、Hervé Justin とのコラボレーション
50% ビオのぶどうを購入

すべての決め事を共同で行った
2013年からは自分のぶどうを使っている

コンセプトとして、「時を止める、いろんなものを共有する」
Bruno Michel との出会いがきっかけだったとのこと

飲んだ印象は、泡が優しく余韻が長い

最近注目しているギリシャの作り手を教えてもらった・・・

140619Marguet_20-1.jpg
140619Marguet_21-1.jpg
Thymiopoulos, Xinomavro Nature

Naoussa というアペラシオン?、テッサロニキの西 60km くらいのところ

Sans sufre で作られている

ちょっと不思議な印象もありますが、確たる信念でシャンパーニュを作られているのが伝わってきました
今後も注目していきたいと思います
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