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Dando un paseo a ...
美味しかったワインや印象に残った場所を綴ります
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2014 Champagne 紀行 no. 7 ~ Tarlant à Œuilly
半年近く書いていませんでしたが、昨年のシャンパーニュ紀行を再開しませう

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三日目の午前は Œuilly へ
Vallée de la Marne 地区で Épernay より西のドメーヌを訪問するのは初かな?

Épernay から D3 に入り、マルヌ川の南側を西へ
Œuilly の村に入ってから Rue Jean Jaurès をしばらく上って右折したところにありました

Tarlant20140619_1-1.jpg
Tarlant
迎えていただいたのは、日本人スタッフのAさん
現当主の Benoît 氏は残念ながら不在でした

ご挨拶もほどほどに、先に畑を案内いただくことに
ドメーヌの東の方にあるので歩いて行きます

Tarlant20140619_2-1.jpg
Tarlant20140619_3-1.jpg
Tarlant の畑

Benoît の代になってからビオディナミを採用していて、ハーブを煮出して撒いている
撒くのは “アンジャンバー” という車両を使うが、土を固めてしまわないようタイヤの空気圧は下げてあるとのこと
(ちなみに、"enjamber" だと「跨る(またがる)もの」なので、ぶどうの樹の列を跨いでいるから?)
ビオディナミではあっても、牛の角は使うが動物の内臓は使わない

所有地東の端?には・・・

Tarlant20140619_4-1.jpg
Chardonnay が植えられた砂地の畑

樹齢は 65年ほど
先代が砂地のぶどう畑の中に、3本野生のシャルドネが生えていたのを発見し、
砂地であればフィロキセラにやられないのでは、とこの地にシャルドネを植えたとのこと
3,000本の樹から2,500本を生産

Tarlant20140619_5-1.jpg
Ilot des Sables

この石標自体はドメーヌの建屋の中にありました

ドメーヌの戻りかける途中に・・・

Tarlant20140619_6-1.jpg
Tarlant20140619_7-1.jpg
Tarlant20140619_8-1.jpg
Petit Meslier, Arbanne, Pinot Blanc の区画

新しいキュヴェ "BAM !" のためのぶどう達ですね
2000年から植えている
"BAM !" → Pinot Blanc Arbanne Petit Meslier らしい

初リリースは 2007年と 2008年のブレンドの予定
Petit Meslier 64% Arbanne 18% Pinot Blanc 18%

古代品種は酸が強いとのこと
やや不安定で弱いらしい
シャブリ式の剪定
MLF はしないが、2011年は8月中旬に収穫となった年で糖が高く、MLF になった模様

ドメーヌに戻りましょう!

Tarlant20140619_9-1.jpg
途中にいた Benoît の馬!

名前失念 >_<

ドメーヌに戻り、レセプションを通って醸造設備のあるセラーへ・・・

Tarlant20140619_10-1.jpg
Saint-Vincent 像

階段の途中に居てはりました ^^

Tarlant20140619_11-1.jpg

(写真ありませんが)プレソワールは Coquart社の 6,000kg 搾れるものを使用
訪問したのは 2014年6月中旬でしたが、翌週からティラージュを実施するとのことでした

醗酵は、 60% バリック 40% INOX
樽は400個くらいあって、3年目から25年目くらいのを使っている
ブルゴーニュ Saint-Romain とロレーヌ Vosges のオーク
内面の焼きは中火で長時間かけてもらう

重力落下でワインは移送する
上の階は温調しているが、下は受けているだけ

Tarlant20140619_12-2.jpg
さらに奥にセラー建設中?

Tarlant20140619_13-1.jpg
INOX タンク

Tarlant20140619_14-1.jpg
セメントのタンク

この形のものは初めて見るね

Tarlant20140619_15-1.jpg
アンフォラ

貯蔵中にワインが目減りするので今後も使うかは不明 >_<

いろいろ試したはりますね

瓶熟は 5年くらいだが、味を見て決める
Cuvée Louis は13年

レセプションに戻るところに、土壌サンプルが置かれている

土壌は、下から
チョーク(Craie) - 粘土石灰(Sparnacien) - 砂(Sable) - 石灰・ライムストーン(Calcaire)

砂地は島状に分布しているとのこと

Tarlant20140619_16-1.jpg
Calcaire - 石灰

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Sparnacien - 粘土石灰

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Craie - チョーク

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Sable - 砂

Ilôt des Sables の区画は砂地でしたね

Tarlant20140619_20-1.jpg
ビオディナミで使うハーブ類

Tarlant20140619_21-1.jpg
Prêle

しだ、つくし(藁みたいな外観)
ベト病に効く、サリチル酸を含んでいる?

Tarlant20140619_22-1.jpg
Valériane

カノコソウ
霜に強くなる?

Tarlant20140619_23-1.jpg
Ortie

イラクサ
ベト病に効くとされ、発酵させると強壮に良いとのこと

Tarlant20140619_24-1.jpg
Lavande

ラヴェンダー
防虫作用

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Origan Sauvage

野生オレガノ
抗酸化作用

Tarlant20140619_26-1.jpg
レセプションに戻って試飲開始!

Tarlant20140619_27-1.jpg
Zero Brut Nature

Tarlant20140619_28-1.jpg
裏ラベル

PN, PM, Ch 各 1/3

2007年ベース(55%)、残りはリザーブワイン
zero dosage
dégorge : 2013. janvier

25年前には生産量の 5% 程度だったが、現在は 80% にもなっているとのこと
同じセパージュでドザージュを 6 g/L いれたものが Brut Réserve

ちなみに、ドザージュは Sucre de Canne

Tarlant20140619_29-1.jpg
Rosé Zero Brut Nature

Tarlant20140619_30-1.jpg
裏ラベル

Ch 85% PN 15% (赤ワイン)

2008年ベース、2007年リザーブワインも使っている
zero dosage
dégorge : 2013. février

淡い色合い

ちなみに、コトー・シャンプノワは収穫を遅くするため、10年に一回くらいしか作らないとのこと

Tarlant20140619_31-1.jpg
Brut Tradition NV

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裏ラベル

PN 56% PM 39% Ch 5%

2007年ベース (60%)、2004, 2005, 2006年リザーブ
dosage : 6 g/L
dégorge : 2013. avril

コンポート、ブリオッシュ系の香り

そして、写真ありませんが・・・

Millesimé 2003

PN 45% PM 28% Ch 27%

zero dosage

暑い年だったので、シャルドネが弱いとのこと

Tarlant20140619_33-1.jpg
Rosé 2003

Ch 88% PN 12% (赤ワイン)

赤ワインは樽を使っている
ドザージュは 3 g/L

最後に・・・

Tarlant20140619_34-1.jpg
Cuvée Louis NV

Tarlant20140619_35-1.jpg
裏ラベル

PN 50% Ch 50%

樹齢 68年の "Les Crayons" 単一畑 1ha から作られる

1999年ベース 85%、1996, 1997, 1998年合計で 15%
100% 樽で、13年熟成
dosage : 2 g/L
dégorge : 2013. février

栗っぽい香りと Fino のようなニュアンス

日隔差が大きく、霧が発生しやすいことが酸を、太陽の陽が糖を与えてくれるのだとか

他のキュヴェの情報としては、
PN 100% の "Vigne Royal" を2003年から作っている
Petit Meslier 64%, Arbanne 18%, Pinot Blanc 18% から作られる新しいキュヴェ "BAM !" は、1,200本/年
とのことでした

Benoît 氏の不在は残念でしたが、いろいろと丁寧な説明、おおきにでした!
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