Debark に戻った翌日は、エチオピア北部の古都 Axum (アクスム) への移動日
途中 Shire (Inda Selassie とも呼ばれる) を経由して、直線距離では200kmにも満たない・・・
が、一日掛かりなのだ ^^;
Shire 行きのバス
途中 Shire (Inda Selassie とも呼ばれる) を経由して、直線距離では200kmにも満たない・・・
が、一日掛かりなのだ ^^;
Shire 行きのバス
このバスもそうですが、いすゞ製が多い
山間部を通る狭くてカーブの多い道なので、車体短めのバスがほとんど
この Shire 行き、Debark が始発ではなく、Gonder から来る
乗ってる時間が長いので、国立公園のオフィスで座席確保をお願いしていた
って、システマティックな話ではなく、Gonder から乗っておいてもらって、Debark に着いたときに交代してもらうのだ
念のため確保しておいたが、この日はバス2台だったので、Debark で客集めしていたが・・・
バスターミナルの様子
近郊へのミニバスは、トヨタ Hi Ace がほとんど
9時頃に Debark を出ると、険しい山道を登ったり下りたり・・・ 時間掛かる割りに進んでない気がする
最初の坂を下りると、Sankaber を見上げることができた
おぉ、あんな高い崖のところを歩いてたんね~
バスは途中何回も止まる
乗客の乗り降りだけでなく、検問所がいくつも・・・
"ファレンジ" はチェックもされないが、他の乗客は書類見せろと言われたり、荷物を調べられたり
中には苛々して殺気立つ乗客も
反対に、急かされた検問所の係官が逆切れして停車バーを上げずに仕事放棄することもあったりして、すんなりとは行きません
事情が良くわかりませんが、こっちは待つしかない・・・
ちょっと赤茶けた山々を上り下りしながら、4時過ぎにようやく Shire のバスターミナルに到着
エチオピアでは午後になると急にバスの便数が減るが、幸い目指す Axum (アクスム) 行きのミニバスはあるようだ
が、またも客引き合戦でなかなか出発せず ・・・ Vamos !!
このシステム、変えてくれへんかなぁ・・・ 5時前にようやくほぼ満員に
薄暗くなってきた道には、あちらこちらに道路工事現場が
中国の建設会社が工事に入っているようです
夜8時前、Axum の町に入ると人の数は増えたが、町に明かりが無い・・・ と、ここも停電でした >_<
明かりがないので、宿探しもままならなさそうなので、バスで一緒だったブルガリア人旅行者と同じ宿を目指すことに
バスの車掌に頼んで宿の前で降ろしてもらった
ロウソクの明かりを頼りに宿の部屋を品定めして決める
電気来てないので、明かりが無いだけでなく、水も出ない(高架水槽にポンプで揚げていた)
シャワーは諦めて、ロウソクの明かりで晩ご飯にしたのでした
翌朝、郊外の修道院を尋ねるべく車を手配 (US$100/day)
実は前の晩、ロウソク片手に "ファレンジ" 4人集まって一緒に行く打ち合わせをしていたのでした
向かうは Debre Damo (デブレ・ダモ) という修道院
実はエチオピアに興味を持ったのは、高校生くらいのときBBCでデブレ・ダモを見たからだったのでした
Eritria (エリトリア) との国境近くの辺境にあるので、バナナなどの食料を買って出発
ガソリンスタンドが停電で機能してないため、手動で給油
2時間くらいところどころ舗装してある幹線道路を通り、表示の無い小さなジャンクションで北に小道を入っていく
デブレ・ダモの修道士さんを乗せてあげ、ここからは瓦礫の道 ^^;
途中兵士によるパスポートチェックがあった
やはり国境近くの緊張感はあるが、チェックを終わると若い兵士は笑顔で見送ってくれた
瓦礫の小道に入ってから40分ほど、目の前に巨大な岩山が迫ってくる
Debre Damo
聳え立つ岩山の上は割合フラットになっていて、そこに修道院がある
エチオピア9聖人の一人、Abuna Aregawi によって6世紀に建てられたとされる
ここは女子禁制とのこと
その入口はココ
↓↓
これは何処かというと・・・
20m以上の崖の上・・・これをロープを頼って登ったところ
修道士たちは自力でロープを手繰って上がっていくが、旅行者は命綱を腰に巻いて、上から補助的に引っ張ってもらう
引っ張りサービスは有料 (50 Birr) ^^;
入場は 100 Birr
次の人が腰に綱を巻いてもらっているところ
そう、体の重さを恨みながらも、既に登ったのだ!
がんばれ~
登ってくぐる門
門の横から来た方向を眺める・・・
右奥に見える二つの岩山の間から、S字を描くように右手前に車で来た瓦礫道
Debre Damo の特徴は、先ず何といっても場所のセッティング
この辺りに特徴的な岩山の頂上にある修道院、そして外界と隔てる急峻な崖
その崖には・・・
サボテン、かな?
地層が水平です
これらの岩山、どのように出来たんやろね?
さらに登って頂上へ
頂上には動物達が住み着いていました
頂上には教会と修道士の住居、そして畑もある
貯水池、たくさん作ってある
昔は水道もなかったやろからね
宗教儀式にも使われるらしく、階段がある
教会の傍には塔があって登ることができる
塔を登りながら辺りを見渡す・・・
修道士の住居、庭先が畑になっている
牛を使って耕している人も、牛も引っ張り上げるのだそうだ
小さな村くらいの規模になっている
塔の上からは Debre Damo の岩山からのパノラマが素晴らしい!
西から反時計回りに北方向まで
北に少し行くと、そこはもう エリトリア領
左手前にあるのが Debre Damo で最も重要な Abuna Aregawi 教会
Abuna Aregawi Church
典型的なアクスム様式の建築とのこと
この教会の窓は・・・
実は窓ではなく、聖人が描かれている
6世紀から続く教会だけあって、多くの宝物があるようだが、あまり公開されることはない模様
教会内には・・・
Ga'ez 語で書かれた聖書、比較的新しいもの
壁に掛けられた絵、こちらもあまり古くはない
修道院を一通り巡り、下界に降りる・・・ 再びロープで >_<
腕の力を振り絞って体を支える、ふぅ、何とか辿り着いた ^^
Debre Damo からの帰り、何度も振り返って岩山を見上げたのでありました
山間部を通る狭くてカーブの多い道なので、車体短めのバスがほとんど
この Shire 行き、Debark が始発ではなく、Gonder から来る
乗ってる時間が長いので、国立公園のオフィスで座席確保をお願いしていた
って、システマティックな話ではなく、Gonder から乗っておいてもらって、Debark に着いたときに交代してもらうのだ
念のため確保しておいたが、この日はバス2台だったので、Debark で客集めしていたが・・・
バスターミナルの様子
近郊へのミニバスは、トヨタ Hi Ace がほとんど
9時頃に Debark を出ると、険しい山道を登ったり下りたり・・・ 時間掛かる割りに進んでない気がする
最初の坂を下りると、Sankaber を見上げることができた
おぉ、あんな高い崖のところを歩いてたんね~
バスは途中何回も止まる
乗客の乗り降りだけでなく、検問所がいくつも・・・
"ファレンジ" はチェックもされないが、他の乗客は書類見せろと言われたり、荷物を調べられたり
中には苛々して殺気立つ乗客も
反対に、急かされた検問所の係官が逆切れして停車バーを上げずに仕事放棄することもあったりして、すんなりとは行きません
事情が良くわかりませんが、こっちは待つしかない・・・
ちょっと赤茶けた山々を上り下りしながら、4時過ぎにようやく Shire のバスターミナルに到着
エチオピアでは午後になると急にバスの便数が減るが、幸い目指す Axum (アクスム) 行きのミニバスはあるようだ
が、またも客引き合戦でなかなか出発せず ・・・ Vamos !!
このシステム、変えてくれへんかなぁ・・・ 5時前にようやくほぼ満員に
薄暗くなってきた道には、あちらこちらに道路工事現場が
中国の建設会社が工事に入っているようです
夜8時前、Axum の町に入ると人の数は増えたが、町に明かりが無い・・・ と、ここも停電でした >_<
明かりがないので、宿探しもままならなさそうなので、バスで一緒だったブルガリア人旅行者と同じ宿を目指すことに
バスの車掌に頼んで宿の前で降ろしてもらった
ロウソクの明かりを頼りに宿の部屋を品定めして決める
電気来てないので、明かりが無いだけでなく、水も出ない(高架水槽にポンプで揚げていた)
シャワーは諦めて、ロウソクの明かりで晩ご飯にしたのでした
翌朝、郊外の修道院を尋ねるべく車を手配 (US$100/day)
実は前の晩、ロウソク片手に "ファレンジ" 4人集まって一緒に行く打ち合わせをしていたのでした
向かうは Debre Damo (デブレ・ダモ) という修道院
実はエチオピアに興味を持ったのは、高校生くらいのときBBCでデブレ・ダモを見たからだったのでした
Eritria (エリトリア) との国境近くの辺境にあるので、バナナなどの食料を買って出発
ガソリンスタンドが停電で機能してないため、手動で給油
2時間くらいところどころ舗装してある幹線道路を通り、表示の無い小さなジャンクションで北に小道を入っていく
デブレ・ダモの修道士さんを乗せてあげ、ここからは瓦礫の道 ^^;
途中兵士によるパスポートチェックがあった
やはり国境近くの緊張感はあるが、チェックを終わると若い兵士は笑顔で見送ってくれた
瓦礫の小道に入ってから40分ほど、目の前に巨大な岩山が迫ってくる
Debre Damo
聳え立つ岩山の上は割合フラットになっていて、そこに修道院がある
エチオピア9聖人の一人、Abuna Aregawi によって6世紀に建てられたとされる
ここは女子禁制とのこと
その入口はココ
↓↓
これは何処かというと・・・
20m以上の崖の上・・・これをロープを頼って登ったところ
修道士たちは自力でロープを手繰って上がっていくが、旅行者は命綱を腰に巻いて、上から補助的に引っ張ってもらう
引っ張りサービスは有料 (50 Birr) ^^;
入場は 100 Birr
次の人が腰に綱を巻いてもらっているところ
そう、体の重さを恨みながらも、既に登ったのだ!
がんばれ~
登ってくぐる門
門の横から来た方向を眺める・・・
右奥に見える二つの岩山の間から、S字を描くように右手前に車で来た瓦礫道
Debre Damo の特徴は、先ず何といっても場所のセッティング
この辺りに特徴的な岩山の頂上にある修道院、そして外界と隔てる急峻な崖
その崖には・・・
サボテン、かな?
地層が水平です
これらの岩山、どのように出来たんやろね?
さらに登って頂上へ
頂上には動物達が住み着いていました
頂上には教会と修道士の住居、そして畑もある
貯水池、たくさん作ってある
昔は水道もなかったやろからね
宗教儀式にも使われるらしく、階段がある
教会の傍には塔があって登ることができる
塔を登りながら辺りを見渡す・・・
修道士の住居、庭先が畑になっている
牛を使って耕している人も、牛も引っ張り上げるのだそうだ
小さな村くらいの規模になっている
塔の上からは Debre Damo の岩山からのパノラマが素晴らしい!
西から反時計回りに北方向まで
北に少し行くと、そこはもう エリトリア領
左手前にあるのが Debre Damo で最も重要な Abuna Aregawi 教会
Abuna Aregawi Church
典型的なアクスム様式の建築とのこと
この教会の窓は・・・
実は窓ではなく、聖人が描かれている
6世紀から続く教会だけあって、多くの宝物があるようだが、あまり公開されることはない模様
教会内には・・・
Ga'ez 語で書かれた聖書、比較的新しいもの
壁に掛けられた絵、こちらもあまり古くはない
修道院を一通り巡り、下界に降りる・・・ 再びロープで >_<
腕の力を振り絞って体を支える、ふぅ、何とか辿り着いた ^^
Debre Damo からの帰り、何度も振り返って岩山を見上げたのでありました
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